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先ず、知ってください・・・お願いします。

福島の復興を願う(4) ―もの言えぬ動物たちの訴え―
2011年 10月 9日 23:54【取材ニュース】三上英次

都内在住の佐々木ちはるさん(30)らが企画した、写真家太田康介さんの写真展『のこされた動物たち~福島第一原発20キロ圏内の記録~』が東京・新宿で始まった。

写真展会場 初日に写真展を企画した佐々木さんに入場者数を尋ねると、だいたい100数十人の来場者があったという。このあと同写真展は各地を巡回の予定だ。(撮影・三上英次 以下同じ)
               t02200147_0800053311532726845.jpg
「今回のような災害で動物たちまで悲惨な状況に遭うのは初めてではないか」と前置きして、次のように提言する。
「動物たちを救いたいとして行動を起こす人はいますが、その管轄がどこかわからないと聞きます。例えば、子どもたちの被曝防止にかかわることが文部科学省の担当なら、こういう動物たちの救援は、どこのお役所が担当するのでしょうか、専門の窓口を作って行政もぜひボランティアの人たちと歩調を合わせる形で対応してほしい」

現地へは、ボランティアの人たちが行っているが8月ぐらいから、道路が厳重に封鎖され、なかなか餌を届けられないことを、写真家・太田さんは強く危惧している。

「犬は、吠えて出て来ますから、わりあい居場所もわかるのです。また5800匹ぐらいが登録されて、約半分ぐらいは助かっています。しかし、ネコは登録されていないので実数がわかりません。犬の倍ぐらい、1万匹ぐらいはいるのではないかと思います」
しかも、ネコは夜行性なので昼間はあまり出て来ず、現在は受け入れ施設がいっぱいということもあり、助けても連れて行くところがなかなか無いらしい。
「これから寒い冬がやって来るので、何とか、餌やりを継続して、彼らに生きながらえてもらって、…そして、立ち入り禁止が解除されるのを待つしかありません」
太田さんには、苦渋の表情が浮かぶ。

警戒区域には、ボランティアの人たちは餌やりに現地へ入れるのだろうか。関係者の話では、幹線道路は警察が出入りを制限しているが、これまでは無数の脇道から入ることができたという。ところが、9月からはそういう脇道のたぐいも、重厚にバリケードが築かれ、警戒区域には入れなくなっているということだ。

南相馬市の厩舎(きゅうしゃ)での馬の写真に見入る前田さん(24)。「動物とはコミュニケーションがとれないだけに余計考えさせられます」
もちろん、警察は動物ボランティアの人たちだけではなく、自宅に戻ろうとする人や不審者対策も含めて現地で警戒に当たっているのだが、動物支援の人たちが警察に6時間近く拘束される例もあるという。
「警察の人も、長期滞在でお互いに顔見知りになれば、事情を察してくれたり…期待もできますが、警察は警察で全国から集まっており、現地は放射能の線量が高いので、かなり入れ替わり立ち替わりで、いちいちボランティアの人たちの顔など覚えていません。ですから、警戒区域への立ち入りも、もう上からの指示通りと言うか…」

太田さんは、動物たちの支援に当たる人たちの心中もわかるし、行政の立場もわからないわけではないしで、いささか複雑な表情だ。

「ただ…、われわれが〈柴犬ロード〉と呼んでいる通りがあるのですが、その通りの入り口と出口で、覆面パトカーが張っていたりするわけです。動物たちが死にかけていて、ボランティアの人たちが、懸命に救援活動をしようという時に……もう少し考えてもらえないかとも思います」
「人間に飼われていたネコはなかなか野生化はできません。この冬、彼らに餌をやらなければ、おそらく全滅でしょう。行政は、そういう動物たちには、何も関心がありません。半年経っても、今回の写真展のような状況が続いています。一律立入禁止ではなく、そういう動物救援の人たちには、時間を限って許可を出すとか…そういうことを考えてもらいたいものです。」

会場の写真をていねいに見て回る椎葉さん。左手の犬の写真、首輪をしながら衰弱した様子が痛々しい。
写真の説明によると、犬はおなかが減っていても最初に人間にスキンシップを求めてくるという。
熊本出身の椎葉さん(28)は、太田さんのブログを見て写真展に足を運んだひとりだ。
「パソコンの画面で見るのと、こうしてなまの写真を会場で見るのとでは印象がかなり違うので驚きました。人間が作った原発で、たいへんな被害が出て、そして、動物たちを救出するための活動も思うように進まないというのがくやしい思いがします」

会場には、犬小屋のそばで息絶えていた犬に、タオルがかけられている写真があった。救援のため現地に入ったボランティアの人が犬にかけてあげたのだという。
その犬の表情はタオルに隠れて見えなかったが、手作りの犬小屋からすると、その犬は家族に可愛がられ、家族の一員として過ごして来たことが想像される。それが突然の原発事故で家族は避難、犬はひとり残されたのだろう。餌をもらえぬまま死に至ったのか原因は不明だが、そうした動物たちの命が理不尽な形で奪われていく様は何とも言葉が無い。

「天国でいっぱい走るんだよ」という言葉通り、彼(彼女)は、今ごろ、天国で元気に走っているだろうか。
 日本では、もう13年連続で自殺者数が3万人を超えている。これは、毎日80人以上の人たちが自ら命を絶っているということだ。日本がこれほどの自殺大国であることと、行政が動物たちに何の関心も払わず、飢死や殺処分させられていくこととは、根っこの部分は同じであるような気がしてならない。

 社会で弱い立場の人たち、そして物言えぬ動物たちに、救いの手が差し伸べられないニッポン――。この国は、これからどこに向かおうとしているのだろうか。 (了)

                     ※ 差し迫る冬。
           半端でない極寒の前に何もしなければ、命は根絶やしに。。
         個別に現地入りした方のお話を聞き、悲しみが強まるばかりです

いつも来て下さって、ありがとうございます≪残された動物たち、写真展終了≫
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No title

ひなぎく様

太田康介さんの写真展に10日に行って参りました。
大きなビルの本の一角の場所でしたが、その写真は大きな意味が込められていました。
間もなく、被災地には厳しい冬が訪れます。今、ぎりぎりで繋いでいる命がどれだけ耐えられるか…

わたしにできることは何なのか。もう一度、被災地に残されている命とどう向き合っていくべきか、自問自答の日々となりました。

ぶぶまま様へ

ぶぶままさん、こんばんは(*^_^*)

用事で出掛けていて、コメントのお返事遅くなりました<(_ _)>
いつも、コメントを書いてくださって本当に嬉しいですv-22
ありがとうございます! 動物たちの写真展...。生で観たり
お話を聞かれて、切実な想いで帰宅された事と想います。
今回の震災では、原発の問題もあり、動物たちの命について
国や行政、人間としての在り方が深く問われていると思います。

現状を知らない人たちにはもう終わった出来事で、何もなかった
かのように日常が始まっています...。風化させない、忘れない
そして、現実を知る事も、犠牲になった小さな命への供養だと思います。

ぶぶままさん、忙しい中で写真展に足を運ばれてお疲れ様でしたe-398
季節の変わり目ですので風邪を引かない様に
お身体を大切にしてお過ごし下さいね( ^^) _旦~~

No title

こんにちは!お久しぶりです!
このブログにお邪魔するたびに、倫理学を大学で専攻しておいてよかったと思います。。。

こんなふうに、人間の都合によって動物たちが被害を受けているのを見ると、動物を飼うこと自体に問題があるのではないかと思ってしまいます。
まだ日本人は、動物を飼ったり、原発を持てるほどに、人間出来てないんでしょうね(´・ω・`)
生命倫理を学ぶ土壌が、日本には今足りていませんから;;

はく様へ

はくさん、こんばんは( ^^) _旦~~

ブログにご訪問して下さって、コメントも本当にありがとうございます!
嬉しいですe-420 もう秋も深まって、夜はストーブを付ける
こともあります(^^ゞ でも暖かい日もあったりで、気温の変化が
ありますので、はくさんも風邪を引かれない様に
体調管理に気を付けてお元気にお過ごしくださいねe-53

動物の愛護の精神は全ての倫理に基づく、人としての大切な
道徳心にあたると思います。小さな弱い命も守れない政府や社会は
国も人間も守ることは出来ません。マハトマ、ガンジーの言葉で

『国の偉大さや道徳的発展は、その国の動物の扱いを見れば判る』
という有名な遺文集があります。。。そのまま国や行政に届けたいです。

はくさんは博識な方なので、私のブログが恥ずかしいです(*^_^*)
拙いブログですが、これからも宜しくお願い致しますe-398
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